もう少し、地震の「要石」(青森ねぶた)6/1(日)、京都・北野天満宮で雷除大祭

2014年05月25日

妖怪ストリート「百鬼夜行資料館」を見る(京都)

前回の続き、妖怪ストリートに入ったところからです。

妖怪の歩く商店街・妖怪ストリートを歩く
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1003036869.html

「百鬼夜行資料館」はストリートの中心部にある建物の2階で、料金は無料です。
無料で入りやすい「行きはよいよい、帰りは怖い」妖怪の住処という感じでしょうか(謎)。
P1040152

ドアを開けると、真正面にいきなり鬼や異形の生物がお出迎え。

館内は小部屋に展示されてるものを自由に見るだけのシンプルなものですが、おどろおどろしい妖怪の人形やお面などが所狭しと並び、恐怖感は十分です。

館内の解説によると、古くなって捨てられた道具が妖怪に変化(「付喪神(つくもがみ)」といいます)して、平安京の北端であるこの地に住み着いたそうです。

(下駄や扇子などがこの絵のように化けたそうです。幻想郷でも傘が化ける位ですし…)
P1040149

そして「付喪神」は、都(人里)へ行っては悪行三昧して、人間に捨てられた恨みを晴らしたとのこと。

「百鬼夜行」は、道具から妖怪に変化させてくれた変化の神「変化大明神」への感謝、そして妖怪の繁栄が続くことを祈願して、この妖怪ストリート(一条通)を西から東へと大行進したことを指します。

参照元:一条通と百鬼夜行
http://www.kyotohyakki.com/web_0317/hyakkiyakouyurai/0.html

ちなみに、館内には参考文献として妖怪の童話や小説、マンガ本などが。
(やはり水木しげる先生は外せません)
P1040146

水木しげるロードへ行ってみた
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324175.html
もう少し、境港界隈の妖怪たち
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324176.html

しかし、豊富な蔵書があるにもかかわらず、東方関連の書籍は見つけられませんでした。
(子供向け「おとなもブルブルようかい話」から大人向け「妖怪セラピー」まで、様々な本が揃っているのに…)

「これも妖怪の本なんですよ。唐傘お化けとか出てきますし…」とでも売り込めば、置いてもらえるでしょうか。


さらに続きます。




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