2015年05月
2015年05月02日
一寸法師発祥の地? 「一寸法師大明神」(大阪・道頓堀)
一寸法師といえば「東方輝針城」ですが、大阪旅行で道頓堀へ行った時、偶然にも「一寸法師大明神」という小さな神社を見つけました。
(表通りはふぐちりや寿司などの派手な看板が出ていて、ゆゆ様が喜びそうな雰囲気です)

場所は道頓堀から「浮世小路」という細い路地に入った奥。
老舗のうどん屋など飲食店の赤提灯が並んでいます。
(ひと一人通るのがやっとの狭さです。一寸法師なら楽に進めるでしょうけど…)

その奥に壁に張り付くような感じで、薄型省スペースの社が置かれていました。
(右には「道頓堀から・一寸法師」という貼り紙やイラストもあります)

神社の上にあった説明によると、「お椀の船に橋の櫂をひたすら漕ぎつづけ、道頓堀川を上って京の都へいった」とのこと。
(江戸時代に書かれた「御伽草子」にも一寸法師は「難波の浦」から漕ぎ出でたとあり、「難波というのは大阪ミナミの界隈。そこを流れる川といえば道頓堀川だからここが一寸法師の出発地点」という説があるそうです)

なお、おみくじも売られていますが、無人神社のため赤字でこんな注意書きも。
「タダでもっていかんといて。バチが当たりまっせ」(もちろん大阪弁です)
商売繁盛・家内安全・縁結びのご利益があるようなので、大阪観光のついでに寄ってみてはいかがでしょう。
(グリコ看板からも近いです)
(グリコ看板からも近いです)
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