京都

2014年09月20日

続・閻魔様がいるお寺(千本ゑんま堂(京都))

そろそろ秋分の日、お彼岸が近いお墓参りの時期ですが、彼岸といえば閻魔様。
ということで、今回は先日の深川に続き、京都の閻魔様がいるお寺「千本ゑんま堂」の話を。

閻魔様のいるお寺・深川えんま堂(東京)
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324246.html

場所は京都の上京区・千本通沿い。
P1040207

先日記事にした「妖怪ストリート」や北野天満宮からさらに北へ進んだ場所です。

妖怪ストリートのグルメ(京都・北野白梅町)
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1004395762.html

住所が「閻魔前町34番地」というすごい場所で、お寺近くには「えんまや」という日用品店もあるほどです。
P1040215

お寺に入ると、本堂の前に「裁判長・ゑんま法王」の写真が出ています。
(深川の閻魔様よりヒゲをたくわえてるようにも見えるので、映姫さまのお爺様という設定で…)
P1040211

また、その両脇には「書記・司録尊」「検事・司命尊」と部下も控えていて、仕事を手伝っています。
(本堂内で実際の像を見れます)

さらに、本堂の横には国内唯一らしい「地獄絵大壁画」が。
P1040213

壁一面、見上げるような高さに閻魔様の裁きを受ける罪人や地獄の苦しみの様子が描かれていて、畏れ多い雰囲気が感じられます。
(長い歴史のためか絵の具が剥げ落ちてますが、それがまたおどろおどろしいです)
P1040212

京都北部の観光ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。


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2014年06月28日

妖怪ストリートの神社にお参り(京都・北野白梅町)

前回、腹ごしらえもすんだところで、続いては妖怪ストリートにある神社に行ってみます。

妖怪ストリートのグルメ(京都・北野白梅町)
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1004395762.html

・大将軍八神社
商店街の中ほどに「大将軍社」と表札が掲げられた鳥居があります。
P1040167

普段は参拝客が少ない「普通の街角の神社」という感じですが、「妖怪」ストリートの中にある神社と思うと、なんとなく博麗神社、もしくは守矢神社をイメージします。
(妖怪から保護された聖域のような、ちょっと神聖な雰囲気も感じられます)

・モノノケ市
P1040165

大将軍八神社の境内で行われる「妖怪をテーマにしたオリジナルの雑貨、陶器、アクセサリー、同人誌、写真集、ぬいぐるみ、衣類等を販売する「妖怪アートフリマ」」だそうです。
(神社近くにリアル妖怪の集まる看板が出ていました)

モノノケ市とは
http://www.kyotohyakki.com/mononokeichi/aboutichi.html

次は8月、10月に開催されるようですので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょう。

モノノケ市 出店ガイドライン
http://www.kyotohyakki.com/mononokeichi/joinichi.html


以上、4回に渡ってお送りしてきた妖怪ストリートですが、有名な観光名所の嵐山から京福電車1本で行けますし、京都観光のついでに立ち寄りやすいです。
(この時は3月末の桜の見頃の時期で、京福電車の線路沿いの桜が見事でした)

先日取り上げた、学問のご利益で有名な北野天満宮にも歩いて数分で行けます。

6/1(日)、京都・北野天満宮で雷除大祭
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1003769606.html



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2014年06月14日

妖怪ストリートのグルメ(京都・北野白梅町)

少し時間が空いてしまいましたが、「百鬼夜行資料館」を見た続きからです。

妖怪ストリート「百鬼夜行資料館」を見る
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1003419492.html

いろいろ衝撃的なものを見てお腹も空いたので、妖怪ストリート(一条通り)の商店街で食べ物屋を探すことに。

・ベーカリー「マイスター」
P1040161
パン屋ということで、この店には「食パンじじい」なる妖怪がいました。
(頭には2つ折の食パンが乗ってます)

「一条通りはわしが守る!」
そしてこの顔である…実に頼もしいです(棒)。

・定食屋「いのうえ」
「妖怪ラーメン」なる名物メニューがあったので迷わず頼むことに。
P1040169

なんと麺は紫、そして麺の上の白いお肉には赤い唐辛子がかかっていて、スプラッタでこれまた妖怪っぽい感じです。
(他の色ならまだしも、紫の麺はさすがに食欲減退というか本能的に危険を感じます。
 …いえ、紫さまが危険というのではなく)

見た目のすごさに反し、味はわりと正統派な塩ラーメンっぽかったのが二重にショックでした。
(中央の目玉のような黒い丸は、輪切りのピータンです)

※なお、念のためフォローしますと、「チキンカツ定食」など普通の定食もいろいろ扱っていて、しかも700円前後と、京都なのにお手頃価格です。

・和菓子「さいとう」
P1040174
手作りっぽいお煎餅やおかき等を100円から売ってくれるお店。

この店の店先の妖怪は「こなきじじい」? と思いきや、店主のおじいさんの人形でした。
(念のため「こちらの人形は…えーと、店長さん?ですか?」と確認しましたが、我ながら失礼な質問をしたものです…)

すみませんが、まだ続きます。
(3回を超えるのって東証の見学記事以来かも)

株のサイトらしく、東証でも見学(1~3)
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324187.html
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324190.html
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1002324197.html



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2014年05月31日

6/1(日)、京都・北野天満宮で雷除大祭

今週末(6/1(日))、京都・北野天満宮で雷除大祭(かみなりよけたいさい)が行われます。
(写真は境内にあった看板。雷様が公家のいる御殿を襲っているような絵です)
P1040179

これは、死後、雷神となった菅原道真公にちなんだもので、雷除・火難除・五穀豊穣を祈願するものとのこと。
(菅原道真が大宰府で亡くなった後、京都では落雷などの災害が相次いだとか)

祭典は火雷神を祀っている「摂社火之御子社」で行われるのですが、かつては「北野の雷公(らいこう)」と称えられていたそうです。

北野天満宮お知らせ・雷除大祭
http://kitanotenmangu.or.jp/news/1842/

ということで今回は、北野天満宮に行った時の写真を。
(最近記事にした「妖怪ストリート」からも歩いて数分と近いです)

・北野天満宮・梅園
P1040178

入口の鳥居をくぐってしばらく歩くと、左手にきれいに桃色の花をつけた梅園が広がっています。
(菅原道真公といえば、やはり歌にも詠まれた梅は外せません)
3/25に閉園した数日後に行きましたが、まだまだ花が残っていました。

・桜門
P1040181

梅園の後にある門です。
入口脇に道真公の「東風吹かば…」の句が貼られている他、門の中には道真公らしき人形も鎮座しています。

・本殿(社殿)
P1040184

菅原道真公をお祀りする本殿。
学問のご利益が有名ということで、学生さんの参拝客が多かったです。

お参りで鳴らす鐘は中央に1本だけなので、鐘を鳴らして真剣にお参りしたい受験生っぽい方々で行列ができていました。
(急ぎの方は両脇の賽銭箱からもお参りできます)

雷つながりで、堀川雷鼓さんの聖地らしい「水火天満宮」もここから近いようなので、いずれ行ってみたいです。
(日本最初の天満宮でもあるらしいですし)

ニコニコ大百科・堀川雷鼓
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A0%80%E5%B7%9D%E9%9B%B7%E9%BC%93
水火天満宮・公式サイト
http://www6.ocn.ne.jp/~su-i-ka/

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