妖精

2014年06月07日

かわいい妖精を探しに「妖精ミュージアム」へ(栃木・宇都宮)

幻想郷といえば妖精、かわいいは正義。

…というわけで、東武宇都宮駅の近くに「妖精ミュージアム」なるものがあると聞いて行ってみました。
(宇都宮は餃子だけの街ではないようです)

こちらがパンフレット。
(いかにもな妖精のシルエットが描かれています)
P1120101

「妖精ミュージアム」があるのは二荒山神社の隣にあるビル「うつのみや表参道スクエア」内。
(JRの宇都宮駅からだと歩いて15分ほどかかります)

「市民プラザ」「パスポートセンター」など宇都宮市民向けの施設に混じって、右下に「うつのみや妖精ミュージアム」の文字が。
(幻想郷と同様、人里と妖精が共存しているようです)
P1120085

こちらが入口。
ホールの一室がミュージアムとなっています。
P1120086

キャッチコピーは「妖精も愉快だ宇都宮」。
(確かに幻想郷の妖精たちも愉快なのが多いですが…)

公式サイト(以下)によると、なぜ宇都宮にミュージアムができたかというと、日本の「妖精学」の第一人者、井村君江氏が宇都宮出身だからとのこと。

妖精ミュージアム・コレクション紹介
http://www2.ucatv.ne.jp/~ufairy-m/coll.html

氏が長年にわたって研究・収集した世界各国の妖精の彫刻や絵画、絵本の挿絵などが展示されていて、見ているだけでメルヘンな気分にさせてくれます。
(「FF」の天野喜孝氏の作品もあり、ちょっと驚かされます。館内撮影不可のため、詳細は上の公式サイトを参照)

妖精というと、おなじみの羽の生えた姿の他、「ムーミン」も妖精ですし、「ロードオブザリング」「指輪物語」などで出てきた小人(ホビット)も妖精の分類に入るなど、なかなか奥が深いです。
(ピーターパンは半人半妖精、また、あまりかわいくない(失礼)ゴブリンも妖精の一種です)

また、館内には妖精に関する絵本や小説などの蔵書も多く、自由に読むことができるので大人でも見ごたえがあると思います。

そしてまたも残念なことに、ここにも東方関連の書籍はありませんでした。
(なぜか水木しげる先生の妖怪本があったにもかかわらず…)

「これも妖精の本なんですよ。羽の生えたかわいいのが一杯出てきますし…」とでも売り込めば置いてもらえるでしょうか。
(ワンパターンな営業トーク)

なお、これにちなんでなのか、宇都宮のゆるキャラは妖精「ミヤリー」です。
(宇都宮の「ミヤ」と妖精フェアリーから「ミヤリー」と名づけられたとか)
miyari

浜松から日本一を奪還した「宇都宮餃子」を味わうついでにでも、行ってみてはいかがでしょう。
(駅前に「餃子像」なるものが建っています)
P1120030



at 10:12|PermalinkComments(0)