東方株雑記

先日に引き続き、大阪取引所を見学した時の話です。

株のサイトらしく、大証も見学（１）
http://touhou-stock.blog.jp/archives/1058164505.html

大証の歴史は江戸時代の頃の米相場の時代に遡ります。
（年貢米を貯蔵していたのですが、取引は「米切手」という証券で行っていたとのこと。
　最初は現物の米取引でしたが、その後、先物取引が生まれます）


また、当時は電話がなかったので、「旗振り通信」といって人力で旗を振って連絡を取っていたそうです。
（大阪から隣県なら数分、広島や江戸までも数十分～数時間で連絡できたと聞くとちょっと驚き）


その他の相場についての展示物としては、株売買のシミュレーションができるパソコンもあります。
（日銀会合や指標などのニュースで株価が動きます。実際の相場もこう素直に動けばいいのですが…）


「企業家メッセージ」ということで関西の大企業の方々の直筆メッセージも展示されていました。
（なにかと名言（？）の多い日本電産・永守社長（会長兼社長）の色紙が目立つ位置にあったのが印象的です）


展示スペースの片隅には商品のパンフレットなども。
（「かぶオプ」って個別株のオプションですが、売買が少なすぎて板が薄く、すっかり存在を忘れていました）


※現在取引できるのは「光世証券」「インタラクティブ・ブローカーズ証券」の２社だけらしいです。
　以前はカブドットコム証券でも取引できた気がしますが…。

どこでできるの？ _ かぶオプ スクエア _ 大阪取引所
http://kbop.jpx.co.jp/beginner/stockcompany.html


といったところで見学は終了。
（展示スペースはコンビニくらいの広さで、1時間もかからず余裕で見れます）

興味があれば、平日の大阪観光で時間が余ったついでにでも見ていってはいかがでしょう。
（12月だったので館内にクリスマスツリーも飾られていました。この日は株価下落中で血のクリスマスって感じでしたが…）

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